鎧伝サムライトルーパー MESSAGE ストーリー > 第3話
第3話 砕かれた自信
秀と征士は古ビルの地下室にいた。すでに当麻と伸が姿を消し、不安と裏腹な闘志を燃やす秀。一方征士は『鎧武者五人衆』の台本に目を通しつつ、冷静に自分たちの戦いを回顧していた。そんな時、征士は台本と現実の矛盾点を発見する。台本の自分たちは白と黒の輝煌帝に殺されるはずなのだが、現実では2つの輝煌帝は彼らによって破壊されている。輝煌帝に倒される筈の未来は予言者のミスだったのか? それとも輝煌帝を倒してはいけなかったのか? だが秀は、闘争心をたぎらせて地下室を出ていってしまう。ひとりになった征士は滝の前で精神を統一した。そして現れた光輪の鎧と対決し、殺気を漂わせていた光輪を制して迷いを断ち切る。その様子を影から伺っていたすずなぎは、征士にただならぬものを察知し何もせずに立ち去るのだった。一方、秀は都庁から飛び下りることで鎧の意思を見極めようとしていた。予想通り秀の体は地面に着く直前に何者かの力によって止められる。新たな金剛の鎧とすずなぎが現れ、秀に正しき光の正しき導きを得るために輝煌帝を呼び出すためだけに怨念の鎧を作ったと告げる。
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